サクラ大戦V妄想回顧録

夢か現か…思い入れ深く『サクラ大戦』をプレイした結果、そこでの体験がリアルなもう一つの人生経験のように感じている…そういう方々が、実はプレイヤーの中には多々いらっしゃるのではないかと思います。サクラとはそんなミラクルが生じた作品であり、わたくしもそのミラクルにあてられた一人。そんなわたくしが、かつて“太正”時代に“経験”した事を記憶が混濁したまま綴ります。今思い出しているのは1928年以降の紐育の記憶。これは新次郎であり、現代の他人であり…という、人格の混ざった記憶それ自身による、混乱した、妄想回顧録です

12.紐育星組、五者五様の「What〜!?」の言い方

「え?」とか「ん?」とか「何それ?」とか、思わず軽く聞き返すことってありますよね。

 

日本語でもそうですけど、そういう、ちょっとしたやり取りにこそ、話す人によって個性が出ると思うんです。

 

たとえば帝都花組さんだと…さくらさんは「え?」という感じで、カンナさんは「ん?」って感じですかね… すみれさんは…虚を突かれた時なんかは「はぁ…?」とか「(ぁ)ん?」ぐらいの感じというか…w

 

…いや… もちろん、すみれさんは、普段から大変に上品な方なんですけれども… だからこそ、思わず不意を突かれたときの感じが印象的というか…w …言わなきゃよかったな…

 

で、その日本語で言うところの「…え?」とか「ええ!?」とか「はあ!?」とか言うリアクションが、星組のみんなの場合は「What ? 」になるわけですけど、これがやっぱり、みんな個性があって、すごく印象的でしたね。

 

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ジェミニはほとんど「オ?」というか「オォ??」ぐらいの、寝ぼけて唸ってるみたいな言い方です…w すごく低い声で顔をしかめながら言うので… …こういう言い方もなんですけど、これがまたなんとも絶妙に間が抜けてるというか、飾らないアクションと表情で可愛いらしいんですよ…w だいたいいつも「(ゥ)オ?」と言ってるようにしか聞こえないです…w

 

ジェミニは特にコロコロと表情が変わるので、パッ!と太陽みたいな笑顔が浮かんだかと思うと、不意にグッと眉間に力が入ってたりもして、それがまた魅力的で、印象的ですね。

 

ダイアナさんは、音にすると「フ…」という、かすかにため息が漏れたような感じで「What…」と美しく発音するので…たとえばその後に is this 〜 が付くと「ワリディス…」という感じで、さらにその後の言葉に続くような感じになります。

 

ダイアナさんは、割といつも is を略さずに仰います。いかにもなキングスイングリッシュなので、特徴的ですね。文字面ではちょっと伝わりづらいですけども「t」の音もちゃんとあることが多いです。江田島で僕たちに英語を教えてくださった先生は英国の方でしたので、ダイアナさんの話し方は、僕にとっては理解しやすくてありがたかったですね。

 

そういえばダイアナさん…最初の頃は、体調のこともあって少し消極的な方でしたので I… I can't… というフレーズをよく聞くことがあって、その、アイ カーント の英国調の響きをよく覚えています。今では霊力問題も解消して、すっかりアクティブになられて、本当に良かったです。ダイアナさんらしい、お話の仕方の涼やかさは、お変わりありませんけれども。

 

昴さんは、さすがに What ? とは言わないです…w 「ん…?」とか、ちょっとした反応は、普通に日本語です。日本語というか、それらしき吐息というか。…まあ…それ以前に、黙って反応を伺ってることが大半ですけど…w

 

リカも可愛らしいですね。なんと言うか…不思議なもので、日本語にしか聞こえない言い方をするんですよw 割とドスの利いた声で「おお!?」って言ってます…w

 

あとやっぱり ¿Que pasa? って言いますね。リカは普段からところどころ…と言いますか、結構な頻度でスペイン語混じりで話します。もちろん訛りも強いですし、英語はそんなに得意ではないですね。特に急いでたりすると、ガー!っとスペイン語でまくし立てるので、落ち着いてリカ…!とまずなだめます…w

 

で、たぶん日本語っぽいニュアンスで「おお!?」って言ってるように聞こえるリカの音の癖というのは、それこそ、おそらく単にスペイン語由来という訳でもなくて… 現地の民族語由来の何かなんだと思います。…ええ。凄く特徴的なので。

 

そもそも先程から一応便宜的にスペイン語とは言っていますけれども、もちろんただのスペイン語という訳でもないですからね。リカの話し言葉の独特の音、そこには当然、被侵略前の言語の名残が残っているはずで。

 

やや母音を強調するような性質があるからでしょうか… あの辺りの系列の言語は日本語と音が近いという事はよく言われる事ですけれども、ただ、やはりその件に触れるだけでは、少し認識として大雑把と言いますか… 一度ちゃんと、音韻学的に調査をする必要があると思います。

 

と言いますか、もちろん米国の各大学やらでも調査自体は行われているらしいんですけど… まだ、ある程度のことしかわからないらしくて。

 

こればかりは、きちんとした民族誌的なフィールド・ワークが必要ですからね。残念ながらリカの生まれがどこなのかという事は、正確には分からなくなっていますけれども、音を辿ればあるいは…

 

それはもう、リカのルーツを辿る旅でもありますし、ある意味ではそれこそ、大航海時代以降ずっと蔑ろにされて来てしまった、中南米の詳細な歴史の再発掘作業でもありますし…

 

当然それだけで非常な多様性のある彼らの文化との、今再びの対話でもある訳ですから。

 

で、サジータさんは… …うーん…w

 

あれです、もう最後まで言っちゃってますね。「What the hell !!」って…w

 

もう大声で。ていうか「What the hell are you doing !?」まで、するっと言ってることが大半です…w

 

だし…もうほんと、良くないんですけど…ほんと頻繁に、口の形がこう…「F……!!」ってw

 

下唇がスッと吸い込まれてることが、多々ありますね…w 「F◯◯◯…!」っていう。

 

さすがに弁護士さんですし、実際にはそうそう言いませんけどね…w やっぱり…クセがね、暴走族時代のクセ…という訳でもないような気もしますけど、あるんだと思います…w 「F……!!」 …もしかしたら、勢いよく息を吸おうとしてるだけなのかも…w

 

…いや…まあ…ぶっちゃけ、リカがいないときは言ってることもあります…w ええ。もちろんサニーさんに対して…w 本当に怒り心頭の時は、一個一個の文頭全部にくっついてることもありますね…w 「F○○○〜! SH○○!」と…

 

しょうがないです。だいたいサニーさんのせいなので…w

 

どこで覚えてきたのかリカが粗暴な言葉遣いをすると「Language !」って注意するの、サジータさんなんですけどね…w

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